あとがき(監修者からのことば)

IoT、5Gなどに牽引され、インターネット、自動車エレクトロニクス、高性能コンピューティングへの対応が急がれ、プリント配線板の製造技術がますます重要になります。当事者として責任を感じます。

出版を発想して10年にして念願の「回路形成技術」4部作が本書をもって完成の運びとなりました。

当初の計画ではこの4部作で回路形成の全ての工程を網羅できると考えていましたが、今日に至り、穴あけ、積層、穴埋め、検査などの工程が不充分で反省しています。チャンスをみて、これらの技術に加え新材料や製造装置の新技術を含め再度挑戦したいと思います。

私は、めっき・エッチング技術を基本技術として開発型・提案型企業を目指して50年になります。この4部作が、変革する新技術に対応し、また日々の品質向上や生産性向上に役立つことを心から念願しています。

出版に当たり、業界の多くの関係者の皆様から資料の提出を頂き、また執筆にご協力を賜った皆様に感謝すると共に厚く御礼申し上げます。

2019年12月
神津邦男

実務に役立つ
プリント配線板の回路形成技術

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