概要

cover image
実務に役立つ プリント配線板の回路形成技術
雀部俊樹、秋山政憲、片庭哲也(著)
神津邦男(監修)

出版社:日刊工業新聞社
サイズ:A5判 240頁
ISBN:978-4-526-08022-7
発行:2019年12月27日
定価:2,600円 + 消費税

ご購入はこちらから

推薦のことば

電子回路のバックボーンであるプリント配線板。その製造工程は様々なテクノロジーから成り立っているが、なかでも重要なのが本書の主テーマでもあるフォトリソグラフィー(写真法による回路パターンの形成)である。

フォトレジストを用い、露光・現像によってワークの所定部分だけにマスクを形成し、露出した部分に処理を行う、すなわちエッチングのような除去処理で不要な部分を除き、めっきのような析出処理で必要な部分を付加し、これを繰り返して回路構造を作ってゆく技術である。

半導体あるいは集積回路の製造にはフォトリソグラフィー技術が大きな役割を果たしていることは周知の事実であるが、本書を読むと、この技術がプリント配線板の製造においても重要な役割を果たしてきたことがよく分かる。

著者らは、プリント配線板の製造技術に関して、これまでにエッチング、めっき、研磨という特定の技術に絞った3つの解説書を上梓している。本書はこれらの書籍とは趣がやや異なり、これら個々の技術を回路パターン形成技術という大きな視点で結びつけ、プリント配線板製造の主要工程概略がさらによく理解できる構成となっている。また、印刷技術がどのようにプリント配線板の製造に応用されているかという観点でも、分かりやすく記述されている。

本書は、第1部でプリント配線板の製造工程をパターン形成を中心に解説、第2部では個々のプロセスが詳細に説明され、第3部でトラブルシュートなどの品質事項が述べられている。本書を読むことにより、製造工程概略を把握する、個々の作業に必要な詳細情報を得る、また品質トラブル時のマニュアルとして使うなど、さまざまな場面で有益な働きが期待される。

この分野ではすでに押しも押されもせぬ先駆者であり第一人者である筆者らの渾身の一冊として、今後の電子回路業界の発展に大きく貢献するものと思い、本書を推薦する次第である。

須賀 唯知
東京大学名誉教授/明星大学教授

実務に役立つ
プリント配線板の回路形成技術

Amazonから購入する
 
出版元の日刊工業新聞社のウェブストアから購入する
 
close button